「吹き抜けのある家に住みたい!」
「吹き抜けの家のメリット・デメリットってなんだろう?」
近年、吹き抜けのある家が注目を集めています。
吹き抜けの家は、おしゃれでありながら開放感もあるため憧れる方も多いことでしょう。
それでも実際に自分が住むとなると、本当に住みやすいのか疑問に思う人も多いはず。
建ててみてから、思いもよらない事実が発覚して後悔することは避けたいでしょう。
そこで今回は、吹き抜けの施工事例やメリット・デメリットを解説します。
吹き抜けのある家を建てたい方は、参考にしてください。
吹き抜けの家の施工事例
はじめに、 吹き抜けの家の施工事例として下記2つを紹介します。
- 木の温かみを感じる家
- 広々としたリビングの家
吹き抜けのある家を建てたい方は、参考にしてみてください。
木の温かみを感じる家
こちらは、白い外観に平板瓦を使用した大屋根が特徴的な家です。
夜になると庭がライトアップされ、室内からの灯りも合わさり景観を彩ります。
車2台分の広さがあるガレージからは、シューズクロークに直接入れるので、雨に濡れることなく車の乗り降りができ便利です。
室内には、木の温かみを感じられる空間が広がっています。
床材はナラの無垢フローリングを活用しており、無垢の木の香りが楽しめます。
木の香りと吹き抜けから取り込んだ光と風により、明るくて開放的な空間です。
広々としたリビングの家
こちらの家は、白い塗り壁に素焼きの混ぜ葺瓦屋根が、ヨーロッパの片田舎にある可愛い家を彷彿させる外観です。
風合いがある素焼きの瓦を使った屋根、真っ白な壁、ウッドデッキと自然の素材感を大切にしたやさしい雰囲気が感じられます。
屋内には、白とブラウンを基調に自然素材をふんだんに使った、ぬくもりのある空間が広がっています。
床材には無垢のレッドパイン材を使用しており、木の温かさを感じながら、夏はベタベタせず、冬もひんやりしない肌触りの良さが特徴です。
吹き抜けのある空間は、梁を見せ天井を高くすることで、圧迫感のない開放的な仕上がりとなっています。
吹き抜けの家を建てる3つのメリット
吹き抜けのある家のイメージが持てたところでここからは、吹き抜けの家を建てるメリットとして下記3つを解説します。
- 自然光を取り込み室内が明るくなる
- 風通しが良くなる
- コミュニケーションが取りやすい
それぞれ詳しく解説していきます。
自然光を取り込み室内が明るくなる
吹き抜けの家は、自然光を取り込み室内を明るくできます。
通常の1階部分に取り付ける窓では、部屋の奥まで光が届かないので空間全体を明るく照らせません。
一方、吹き抜けのある家では、高い位置に窓を設置できるため自然光を取り込みやすくなり、部屋の奥まで明るく照らしてくれます。
また、高い位置から光を取り込めるため、住宅が密集している土地でも十分な明るさを確保できます。
部屋が明るいと日中に電気をつける回数も少なくなるため、電気代の節約にも繋がるでしょう。
風通しが良くなる
吹き抜けがあると、風通しも良くなります。
暖かい空気は下から上へと登っていくため、吹き抜けにすることで部屋の中に暖かい空気がたまるのを防ぎます。
立体的な空気の流れにより自然で心地の良い、自然換気を促せます。
さらに、天井にシーリングファンを設置すれば、より空気を循環させやすくなり、部屋が快適な空間となるでしょう。
コミュニケーションが取りやすい
吹き抜けのある家は、家族とのコミュニケーションが取りやすいのも魅力の1つです。
なぜなら、吹き抜けは1階と2階につながりを持たせ、1階にいながら2階へ声を届けられるからです。
そのため、2階で勉強している子どもにご飯の用意ができたことを伝える際も、1階のリビングから伝えられます。
上記のように、どの場所からでもコミュニケーションを可能とし、家族間の会話を手助けしてくれます。
吹き抜けは空間全体につながりを持たせ、どこにいても家族の気配を感じられるでしょう。
吹き抜けの家を建てる3つのデメリット
ここからは、吹き抜けの家を建てるデメリットとして下記3つを解説します。
- 光熱費が高くなる
- 方角によってカビが生えやすくなる場合がある
- 2階スペースが狭くなる
メリットがあれば、デメリットもあります。
両面を理解しておくことで、吹き抜けの家を総合的に判断できるでしょう。
光熱費が高くなる
吹き抜けの家は、光熱費が高くなる傾向にあります。
なぜなら、吹き抜けの分空間が広くなるため、エアコンを使用する際、長時間稼働しなければ部屋を温めたり、冷やしたりするのが難しいからです。
冬の場合、暖かい空気は上へ登ってしまうため、より部屋が温まりにくい傾向にあります。
そのため、おのずとエアコンの使用頻度が上がり、光熱費を高くしてしまいます。
対策としては、天井にシーリングファンを設置して空気を循環させたり、床暖房によって1階の床を暖かくすることで、部屋の温度調整をしやすくすると良いでしょう。
方角によってカビが生えやすくなる場合がある
吹き抜けの家は、方角によってカビが生えやすくなる場合もあります。
特に北側の窓は、日当たりがよくないので結露ができやすく、カビも生えやすいです。
そのため、定期的な清掃が必要となります。
しかし、窓が高い位置にあるので掃除やメンテナンスには、高所用の掃除器具を用意するか、足場を組む必要があります。
場合によっては、業者に依頼するしか方法がないこともあるでしょう。
吹き抜けの家は、定期的な清掃を必要とするうえ、手間もかかるため注意が必要です。
2階スペースが狭くなる
吹き抜けを作ることで、2階の床面積が少なくなるため、構造によっては2階スペースが狭くなってしまいます。
場合によっては、部屋の数や収納スペースに限りが出てしまうこともあるでしょう。
そのため、設計段階で2階の部屋数や収納スペースがどれ程確保できるのか確認しておく必要があります。
吹き抜けを造ったがあまりに、家の性能面が劣っては意味がないので、設計時に相談してから決めるのをおすすめします。
吹き抜けの家を建てる注意点
吹き抜けの家を建てるメリット・デメリットを抑えたところで、吹き抜けの家を建てる注意点として下記3つを解説します。
- 吹き抜けにする目的を明確にする
- 空調設備を整える
- 吹き抜けの家の施工実績が豊富な会社へ依頼する
上記を意識することで、あなたの家をより快適にすることができます。
吹き抜けにする目的を明確にする
吹き抜けの家を建てる際は、なぜ吹き抜けを設置したいのか目的を明確にしておきましょう。
人によって、「おしゃれだから」「日当たりがよくなるから」など吹き抜けのある家を建てたい理由は様々あると思います。
しかし、中にはわざわざ吹き抜けの家を建てなくても良い場合もあります。
例えば、日当たりを求めて吹き抜けを設置したい場合、もともと日当たりのいい立地に家を建てられるなら、必要ないかもしれません。
吹き抜けにはデメリットも存在しているため、改めて吹き抜けにする目的を明確にしてみましょう。
空調設備を整える
吹き抜けを設置するなら、空調設備を整えましょう。
吹き抜けの家を建てるデメリットでも解説したように、吹き抜けの分空間が広くなるため冷暖房の効率が悪くなります。
そのため、天井にシーリングファンを設置して空気を循環させるなど、空調設備を整える必要があります。
また、エアコンも実際の畳数より2、3ランク上に対応しているモノを選ぶといいでしょう。
他にも、床暖房システムを取り入れることで、暖房効率を高めることができます。
上記のような工夫をすることで、屋内の快適度を向上させられるでしょう。
吹き抜けの家の施工実績が豊富な会社へ依頼する
吹き抜けの家を建てるなら、施工実績が豊富な会社へ依頼しましょう。
ハウスメーカーにも得手不得手があるため、過去に吹き抜けの家を手掛けている会社へ依頼するのが重要です。
吹き抜けの家を数多く手掛けている会社へ依頼することにより、吹き抜けのメリットを最大限に生かしながらデメリットを最小限に抑えてくれるでしょう。
そのため、ハウスメーカーを選ぶ際は過去の施工実績を確認してください。
吹き抜けの家を建てるなら大河内工務店がおすすめ
項目 | 詳細 |
---|---|
会社名 | 株式会社大河内工務店 |
住所 | 香川県三豊市山本町辻604番地 |
対応エリア | 香川県三豊市・高松市 |
公式サイト | https://www.okochi.co.jp/ |
吹き抜けの家を建てるなら大河内工務店がおすすめです。
1953年に創業して以来、地元香川県だけで1800棟以上もの住宅を建設しています。
実績に基づいた高い技術力だけでなく、香川県のひのきを利用した木造建築が魅力の1つです。
呼吸する無垢材として湿気に強く、太柱によって反りを抑え、数十年先の外壁ひび割れも軽減してくれます。
また、吹き抜けの家の施工実績も豊富であり、素敵な住宅を数多く手掛けている会社です。
大河内工務店の施工実績を確認したい方は、下記のリンクからみてください。
まとめ
今回は、吹き抜けの施工事例やメリット・デメリットを解説しました。
吹き抜けの家は、おしゃれなデザイン性だけでなく機能面にも優れている素敵な住宅です。
吹き抜けの家を建てるメリットは下記になります。
- 自然光を取り込み室内が明るくなる
- 風通しが良くなる
- コミュニケーションが取りやすい
上記のようなメリットを活かすためにも、吹き抜けの家を建てる際は施工実績が豊富な会社へ依頼しましょう。
今回解説したように、吹き抜けの家にはデメリットもあるため、快適な家を建てるためにも施工実績が豊富な会社へ相談してから建てることをおすすめします。